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世界中で850万人が訪れた人気の展覧会、『ゴッホ・アライブ』が日本でも開催されています。
『ゴッホ・アライブ』ってただの展覧会じゃないの?
ゴッホについて詳しく知らないんだけど、楽しめるかな?
そんな疑問、ありませんか?
私は「ゴッホって点々の絵を描く人。『ひまわり』が有名で、ちょっと変わった人」くらいの認識でした。
それでも「なんかおもしろそうな展覧会だから」と行ってみたら、とても楽しい時間を過ごせました!
展覧会自体がおもしろい内容だったことはもちろん。
『ゴッホ・アライブ』に行くまえに本で予習したことで、10年間でゴッホの作風がものすごく変化したのだと知りました。
![](https://www.pandatousagi-book.online/wp-content/uploads/2023/02/1558853202532.jpg)
ゴッホの作風、住んでる場所ですっごく変わる!
初期は点々の絵じゃない!
これを知れたことで、『ゴッホ・アライブ』を2倍楽しむことができました。
一緒に行った妹は「私も本読んでから行けばよかった・・・」と残念がっていたので、本で予習してみてはいかがでしょう?
きっと、より深く楽しむことができますよ!
![](https://www.pandatousagi-book.online/wp-content/uploads/2023/02/img_4720-1-1024x768.jpg)
『ゴッホ・アライブ』は世界中で開催され、850万人以上を動員した没入型展覧会です。
![](https://www.pandatousagi-book.online/wp-content/uploads/2023/02/1558853202532.jpg)
没入型展覧会ってなんでしょう?
没入とは「入り込む・夢中になる」こと。
「ゴッホの世界に入り込む」?
絵画を観るだけなら、「入り込む」なんて言いませんよね。
どういうことでしょう?
『ゴッホ・アライブ』は、五感すべてを使って作品にふれる、新感覚の展覧会です。
![](https://www.pandatousagi-book.online/wp-content/uploads/2023/02/9f30c614-defb-44c1-b906-8d2c724e72f5-1024x1024.jpg)
五感とは「視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚」のこと。
- 視覚・目で作品を視る
- 聴覚・音楽を聴く
- 味覚・コラボメニューを味わう
- 嗅覚・会場でアロマを嗅ぐ
- 触覚・作品に触れる
この展示会で、上記すべての体験ができます。
ただし、コラボメニューはこの会場でなく、名古屋のホテル4ヶ所にて『ひまわり』を題材にしたメニューが提供されています。
- ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
- 名古屋観光ホテル
- 名古屋マリオットアソシアホテル
- ストリングスホテル名古屋
写真を見たら、ランチ・アフタヌーンティー・お酒 etc どれもオシャレでした。
今はまだ、神戸展のコラボメニュー表記がありませんでした。
開催日が近づいたら、またお知らせがあるかもしれませんね。
『ゴッホ・アライブ』は展示場すべてが撮影OK!
(フラッシュは禁止です)
この展覧会、絵画は飾られていません。
立ち止まって、じっくり絵画を鑑賞するよりは、空間全体を眺めます。
ゴッホの作品に関連した空間があり、そこを順番にまわっていきます。
![](https://www.pandatousagi-book.online/wp-content/uploads/2023/02/1558853202532.jpg)
ディズニーランドに行ったことがある人はわかるでしょうか?
アトラクションのスタンバイ列から、作品の世界観が作り込まれてますよね!
あの感じです。
中には絵画「ゴッホの部屋」が、映画のセットのように再現されたスペースもありました。
ここでは小物に触れることができ、自分が絵画の世界に入り込んだような写真が撮れますよ。
「ゴッホの部屋」は人気の撮影スポットで、行列になります。
ですが、土曜の夕方4時過ぎに訪れたら、5〜10分ほどで順番がまわってきました。
『ゴッホ・アライブ』は オープン時と午後1〜3時あたりが混み合うそうです。
土曜日に訪れるなら、夜8時まで開催しているので、空き始める夕方4時以降がオススメですよ。
『ゴッホ・アライブ』の1番の見どころは、プロジェクションマッピングを使った作品展示です。
![](https://www.pandatousagi-book.online/wp-content/uploads/2023/02/img_4691-2-1024x768.jpg)
真っ暗な展示室に巨大な壁。
このエリアは40台の高品質プロジェクターで、一部の床と壁面にゴッホの作品が映し出されます。
クラシック音楽と光、色鮮やかなゴッホの絵画。
絵画に現実の世界の映像が組み合わされて、不思議な映像でした。。
![](https://www.pandatousagi-book.online/wp-content/uploads/2023/02/1558853202532.jpg)
本で予習していたから、時代別に作品の色使いが変わっていくのがよくわかりました。
「ひまわり」など、アップでくっきりと絵の具の跡が見えたときは感動です!
この空間がとてもキレイで、ぼーっと見入っていたら、映像一週で40分が過ぎていたことを後で知りました。
立ちっぱなしの40分が気にならないほど、たくさんの作品が見られます。
こちらもたくさんの方が鑑賞しているので、見やすい位置を探すのは困難だと思います。
ですが、映像が一周したところでエンドロールが入り、このタイミングで出ていかれるお客さんが多いです。
![](https://www.pandatousagi-book.online/wp-content/uploads/2023/02/1558853202532.jpg)
時間に余裕があるなら、エンドロールのタイミングで見やすい位置に移動して、はじめから映像を観るのがオススメです。
私達は展示会に入場してから、すべての会場をゆっくり見てまわって、会場を出たのは1時間30分後でした。
比較的空いてきた時間でこのくらいなので、余裕をもってお出かけされると、じっくり楽しめると思います。
結論、行ってよかったです!
はじめは「プロジェクションマッピングがおもしろそう」と思いチケットを購入しました。
ゴッホについての知識は「点々の絵を描く人」くらいで、自分から美術館に行ったこともありません。
一緒に行った妹も同じようなレベルです。
それでも帰るときには「楽しかったね、行ってよかった!」と2人で話していました。
ただ妹は、
私も本見ていけばよかった!
絶対そのほうが楽しめたやん。
と残念がっていました。
まとめ
![](https://www.pandatousagi-book.online/wp-content/uploads/2023/02/img_4715-1024x768.jpg)
作品展示の方法がおもしろく、プロジェクションマッピングはとてもキレイでした。
すべてが撮影OKだったことで、家に帰ってからも写真を見返して、思い出を誰かと共有できます。
まわりの人に感想を伝えるのにも、写真が役立ちました。
私は『ゴッホ・アライブ』に行く前に本で予習したことが大きかったです。
これで何も知らないときより2倍楽しめたと思っています。
本をみて、ゴッホの作品が時代ごとに色使い・作風を変えていくことを知りました。
そのおかげで、見ている作品が「オランダ→パリ→南フランス→療養所」のどのあたりで描かれたものか、想像しながら楽しめました。
私がみたのはこの本です。
私は美術はまったくわかりません。
それでもゴッホのスケッチの細かさ、黒色を使わず、青色で表現された夜空が好きだと思いました。
本の中で『夜のカフェテラス』の絵画と、絵の舞台となったアルルのフォーラム広場が並んで載っているページをみて、本当にキレイな絵だと思いました。
『ゴッホ・アライブ』概要
会期
2022年12月10日(土)〜2023年3月5日(日)
会場
〒460−0023
愛知県名古屋市中区金山町1−1−1
金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)
開館時間
10:00〜20:00 (日曜日は18:00まで)
*最終入場は閉館の60分前まで
チケット
当日券
一般 : 2,500円
高校・大学生 : 2,000円
小・中学生 : 1,500円
*前売り券は販売終了、当日券は日時指定券
会期
2023年3月18日(土)〜6月4日(日)
会場
〒651−0073
兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1−1−1
兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリー
開館時間
10:00〜18:00
*最終入場は閉館の60分前まで
休館日
月曜日
チケット
前売り券
一般 : 2,300円
高校・大学生 : 1,800円
小・中学生 : 1,300円
当日券
一般 : 2,500円
高校・大学生 : 2,000円
小・中学生 : 1,500円
チケットは窓口、各コンビニ(店頭・web)、アソビューなどで購入できます。
私は『ゴッホ・アライブ』に行ってよかったと思っています。
興味があれば、ぜひ行ってみてください。